• 川上ーショットン ゆり

夏至の夕刻の過ごしかた。


夏至を超えた6月は、これからどんどん日が短くなるという憂鬱な気持ちと、本格的に夏が来たという気持ちの狭間で揺れ動きます。


今年の夏至、6月21日はちょうど金曜日でした。

朝の予報では夕方から雨という事だったのに、午後遅くになっても気持ちの良い青空だったのをみて「これは美しい夕焼けになるね」と家族全員で夏至の日没を見に行くことに。


平日でしたら午後8:30にはベッドに送り出す娘たち、午後8時に車に乗り込むなんて事はそうそうありませんので、大興奮です。


ちなみに昨年までは夫だけアーバーロウへ行き、私と娘たちは自宅近くの丘の上で夕陽を眺め、丘に沈んだらすぐに家に入ってベッドに送り出していたのでした。


この日、着いた先は儀式の場所、そして墓地として設置されてから6000年とも言われる石のサークルがあるアーバーロウ(Arbor Low)。

20世紀初頭に発見され、現在は「イングリッシュ ヘリテイジ(英国 歴史遺産)」という団体が管理しています。


商業用の写真撮影、そして許可のない金属探知機の使用は禁止!

車を路肩に停め、歩く事10分ほど。このゲートを開けるとそこがもうアーバーロウです。

イギリスには各地にストーンヘンジの様な場所があり、パワースポットと言われています。

アーバーロウもその一つ。


夏至の日没はなぜかスピリチュアルな方々がストーンヘンジに集まりますので、この日もどうやらヒッピー的な方々もいらっしゃいました。


なぜヒッピーとわかるのか?イギリスのヒッピーさんたちはお洋服や髪型に特徴があります。男性の髪型はドレッドヘアや長髪が多くて、反対に女性は超ベリーショートの方もいます。

鼻にピアスをしている方も多いかな。お洋服はそこはかとなく「インド風」もしくはアジアチックです。


この日は、ヴェルベットのマントを纏った方がいらっしゃって、あれは何故?と夫に聞きましたら「ヒッピー」と一言。そ、そうですか、ヒッピーですか。うん、納得。


他にはBBQ持ち込みで夕食を作っている人たちもいましたが、多分あれは違反ですねえ。まあ、ちゃんと(?)BBQ用の道具を持ち込みで、地面に直に火を熾して居なかったので、ギリギリ大丈夫かな?


友人たち一家と合流しましたが、大人たちは持参したビールを飲みながら夕日を眺め、昨年はどうだった、とか話し合いますが、娘たちが「つまんないー」と言いだしました。


次の瞬間、丘を転がり始めるチビたち。


写真ではわかりませんが、結構な傾斜です。

永遠の少年、わが夫も何故かワシワシと歩いて丘遊びに参加。

危ないよー、何があるかわからないところに手をついちゃ!という母(私)の意見は聞こえません。

ケタケタと笑いながら丘を登ったり降りたり。楽しいならいいです、もう。


そうこうしているうちに、大人たちは牛を眺め始める。


青空に映える牛さんの模様。

友人が「あのさ、夕陽を見にきたんじゃないの?そっち逆よ」

あはは、本当だー。



沈みゆく夏至の夕陽。この日の日没は午後9:38。

なだらかだけど結構起伏のある丘、そして犬連れも多かった。


沈んだな、さあ行くぞ。

陽が沈んだ瞬間、「終わったな、さあパブだ」という大人たち。

子供達も嬉しそうですが、夫と私が

「午後10時にパブに行くなんてそんなのはダメです、マミーはあなたたちと家に帰りますからね、ダディはパブで大人のおつきあいがあるんです」

というと暫く駄々をこねて「パブ行きたい」と拗ねておりましたが、夫だけパブへ行って貰って、私と娘たちは帰宅しました。


パブに行っても何も食べずにお酒を飲むだけですからね、もう夕食は済ませて家を出ましたし。


「13歳になったら、この時間になってもダディとパブに行くのよ私!」と宣言する長女でした。

そうですか、マミーはミッジズ(小さな羽虫)にやられたので痛痒くてそれどころではありません、ぜひそうしてください。


娘たちをベッドに送ると、今度は毛深い三女が虎視眈々とマミーの腕の中に入る瞬間を狙っています。


ラウンジのソファで毎晩恒例の「犬抱っこデューティー」をしていると、夫が帰宅しました。

「ひゅー、6度だぜ6度!!」

と言いながら帰ってきた夫に犬抱っこデューティーをバトンタッチして抱っこしてもらいました。


我が家の犬は23キロあります。


冬至にはかぼちゃを食べたいなーなんて6ヶ月も気の早いことを考えた寒い夏至の夜でした。


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