<<英国 ど田舎暮らしのつれづれ>> ①村人のお誕生パーティーに招かれてきました
皆様、今日は/今晩は!
先週土曜は、二軒隣で長年キャンプサイトを経営なさっていたご夫婦の旦那様のお誕生会に招かれて行ってきました。

二軒隣と軽く言いましても、車で5分くらいの距離です。
同じ村に住んでいますので、会場はもちろん「ヴィレッジホール(村の集会場)」。
70回目のバースデーボーイの旦那様がブルースがお好きと言う事で、ブルースバンドを呼んで生演奏、バーには村のパブのバーテンダー君が待機。
このバーテンダー君も、同じ村に住んでいます。
「ねえ、最近オーナーが変わったのにさ、君たち全然来ないじゃないか」
とちょっと残念な顔をして聞かれましたので、
「以前より良くなったのかい?」と夫が微笑みながら聞くと
「当然だよ、僕が居るからね!いい?来てね、一度来たらわかるからね」
と自信に溢れる若者の言葉に
「もちろんだよ、絶対に近々行くからね、君のお勧めなんだから」と返しました。
ドレスコードは無かったので、私もリラックスした平服で行きました。
夫はスコットランドから9時間も運転して帰ってきた直後でしたので、着の身着のままの格好で参加。
「B(旦那さんのイニシャル)!僕はね、出張でスコットランドへ行ってたんだ、本当なら明日帰ってくる予定だったんだよ、でも君の為に今日帰ってきたのさ!」
とBさんに言う夫。
(ちなみに出張とは言え、友人宅にお泊まりして毎晩スコッチウィスキーを楽しんだそうです)
Bさん「え!君の事だから、忘れてると思ってたんだよ、よく来たね、そして僕は名誉に思うよ、ありがとう!」
と嬉しそうです。
奥さんのLさんも
「ウェルダン!よく忘れずにきたわね!え!スコットランドから直接ここにきたの?まあ、それはえらかったわ、親切なことね、ありがとう」
と目尻を下げています。
飲み物はバーカウンターで各自オーダーし、そしてスナック類は会場の奥のテーブルにクリスプス(ポテトチップス)、オリーブなどが置かれていて、セルフサービスで取る方式。
そしてみんなが揃った頃、Bさんが
「フィッシュ&チップスが届いたぞ!みんな、一人一人箱に入れてあるから取って食べてね!」
とマイクでアナウンスしました。
さすが、イギリス人。
パーティーもパーティーもフィッシュ&チップス。
今までそういうパーティーは参加した事がありませんでしたが、まあ、気楽な村の仲間たちのパーティーだから良いのでしょうね。
すごいなと思うのは、女性は座ったままだったことです。
男性の皆さん達、ちゃーんと自分たちのテーブルの人数を数えて、ナイフとフォークとナプキン、そしてレモンとヴィネガーも素早く準備します。素晴らしいチームワーク。
女性にまず最初に配られました。
さすが、英国人(二回目)。
皆さん黙々と魚のフライとお芋の揚げたものを召し上がり、終わるとまた男性陣だけ立ち上がって箱を下げてくれました。
魚とお芋の匂いがする中、ブルースとお酒を楽しみ、談笑する村人達。
熱烈な在留派である私達はブレクジットで友人が減ってしまったのですが、この日は私が夫に
「くれぐれもBワード(ブレクジット)を話題にしないように」
と釘を刺したのが効いたのか、円満なパーティー参加となりました。
人口200人という小さな村ですが、コミュニティが生きているなと思った夜でした。
今回はなんということはない、英国度田舎暮らしのつれづれ話でしたが、楽しんで頂けましたら光栄です。
また、時々「英国田舎暮らしのつれづれ」を綴っていこうと思います。
<<お知らせ>>
今後の今後のチャーターツアーのお申し込みは、現在:
10月は1日から17日までお受けしております。
10月19日はノッティンガムシャーのサウスウェルというブラムリーアップル発祥の地のブラムリーアップル フェスティバルに行く予定でおりますので、またブログやインスタグラムなどでご報告いたします。
11月以降は、メッセージにてご相談くださいませ。
今年の年末年始はまだお問い合わせは頂いていませんが、来年の年末年始は既に仮予約を頂いて居ります。
漠然としたプランでも良いので、訪問ご希望の方は是非ご一報くださいね。
来年の春や、大人気の6月のプランもお早めにどうぞ。
今年は6月が大盛況でしたので、また来年も6月から7月にかけて、日程がすぐ埋まるかしらと思っています。英国の6月はバラが咲き乱れて美しい季節ですものね。
仮予約の場合もすぐには料金が発生しませんので、ご相談はお早めにお願い致します。
デポジット(手付金)は通常、ご訪問日の二ヶ月前くらいに頂いていますので、ご安心くださいね。
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