ハドンホールが4月から一般公開再開します。
フェイスブックでもお知らせしましたが、クリスマスから春まで一般公開を中止していたハドンホールが、今年の再オープンの日を発表しました。
4月8日の土曜日です。
900年の歴史を誇るハドンホールですが、18世紀から約200年もの長い間、その重いドアを閉じて居ました。
そのお陰でまるで外界から遮断されプリザーブ(密閉)されたかの様に、中世の趣が素晴らしいお屋敷となっています。
日本ではあまりにも有名なミントンのハドンホール柄のインスピレーションとなったと言われるチャペルの壁画もこちらにあります。
そして忠誠を尽くした褒美にと、かのヘンリー八世から送られたという500年を経たタペストリーも展示されています。
ロード エドワード マナーズとその奥様のレイディー マナーズご夫妻、そして息子さん達がこちらに今もお住いの貴族の館。
自然に溶け込む様な石造りの、頑健ながらも花や蔦の絡む姿。
その佇まいはまるで眠り姫のお城の様。
ワイ川が流れるお庭には家畜が草を食み、のどかな風景には妖精がそこここに居てもおかしくないくらいです。
お庭は手が掛かっていますが、人工的過ぎず、ほっと落ち着く美しい場所です。
写真はすべて昨年2016年に撮影致しましたものです。
今年も、また美しいその姿を見せてくれると思うと春がますます楽しみです。