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ロンドンから列車で行く一泊二日の旅の二日目、いよいよチャッツワースへ


皆様おはようございます&今晩は。

さて、今日は先日のブログ記事の続きの続き!です。

先日ご訪問して下さった、神戸のエレガントなサロンの素敵なマダム、ミセス吉田の旅を皆様にもご紹介致します。

(本物の英国アンティークで設えられた、素敵なサロンのホームページはこちらです。)


まるでイギリスの邸宅のような、マダムのサロン。

なお、ミセス吉田のサロン「ドローイングルーム グランツ」にて11月にストーク オン トレントへの旅講義をなさるそうですので、お近くの方もそうでない方も、ぜひ!足をお運びになられてみてくださいね。

さてさて、二日目の午後、グラッドストーン陶磁器博物館、そしてチャッツワース ファームショップと巡った後に、やっとチャッツワースへと向かいます。

チャッツワースのファームショップがあまりにも素敵過ぎて、名残惜しい気持ちになりましたが、出発!

(車移動 6分)

13:46 チャッツワース ハウス 到着

ちなみに、通常ですと駐車料金を払わないとならないのですが、この日はチャッツワース ハウス内のフライング チルダーズというレストランにてアフタヌーン ティーを予約しておりましたので、駐車料金は掛かりませんでした。


こーんな美しい&美味しいアフタヌーンティーが待っています!

チャッツワース ハウスでのアフタヌーン ティーをご所望の方は、事前のご予約が便利&確実ですのでお勧め致します。

さて、車を停めてハウスへ入ります。

今年、約10年かけたクリーニングと修復工事が終わり、その煌びやかさに文字通りの磨きをかけたチャッツワースハウス、わたくしとマダム吉田の前に燦然と輝いていました。

今年いらっしゃった方々は口を揃えて

「ぴっかぴか!!」

と仰るのも、決して気のせいではないのです。

さて、中を見るにもアフタヌーンティーの予約時間まで1時間しかありませんでしたので、ほぼ駆け足です。

ですが、ポイント要所要所をわたしが抑えてありますので、ご心配要りません。

素晴らしい室内装飾の数々、そして手書きの壁紙など、まあもうそれは豪華絢爛。

ちょっとしたスキャンダルのお話なども織り込みながら、さささーっと周囲の人の8倍速くらいで廻ります。

*注 ちゃんとお時間をとってご案内する事も可能です

入り口から「わおー」と皆さんおっしゃいます。

この天井画ったら・・・。

もうここでカメラに収める気をなくす方(戦意喪失型)、反対に必死に写真を撮り続ける方もいらっしゃいます。

これは階段を上の階から見たところ。

上から見ても、下から見ても大迫力です。



この天井画を見よ!という声がどこかから聞こえてきそうです。


天井だけじゃなくて、壁も。

イタリアなど、大陸からも画家さん達を招聘しては描いてもらったりしていたそうですが、不思議にその壁画の数々を見ているだけで、財力をまざまざと見せつけられている感じがします。


この写真は、数多い観光客の切れ目を狙って「さあ今です!」と撮影〜

せっかくですもの、記念撮影したいですよね。

この階段の裏には、チャッツワースのコレクションの中でも有名なこの彫刻が。


”A veiled Vestal Virgin” 

Raffaelle Monti 作 大理石 彫刻。

1846−1847年にかけて制作されました。

こちらは映画「高慢と偏見」にも出ています。

このヴェール部分の素晴らしさに感嘆する方々に囲まれて居ました。


こちらはライブラリー。

なぜこんなに引きで撮っているかと言いますと、こちらはデヴォンシャー公爵ご一家が普通に使っているお部屋なのもあり、蔵書も数多くあるので一般訪問客のアクセスはできないお部屋となっております。

公爵ご一家がまだここに普通に暮らしているというのも凄いですよね。

チャッツワースハウスは各部屋に説明書きの板が置かれていますが、日本語のものはないのがちょっと寂しいです。

 英語が読めると思われているからかしら。

中国語、イタリア語、スペイン語、ドイツ語あたりは用意されています。

そして天井画や装飾のあるお部屋には手鏡が置かれています。

これは首を後ろへ倒して無理な姿勢を取らずともじっくりと細部を見られる様にという工夫ですので、ぜひじっくりご覧になってみてください。

そして、各部屋にはガイドさんが1名以上は必ずいらっしゃいますので、ぜひわからない点などを質問してみてくださいね。

こちらで働くガイドさんの一人が友人なので、こぼれ話をたくさん教えてもらいましたので、わたしがご案内するお客様にもお伝えしています。

こちらでお勧めのお部屋はダイニングルーム


それはもう、豪華絢爛です。

ベッドルームもたーくさんあるのですが、壁紙が手描き!のお部屋の美しさ。



デヴォンシャー公爵(キャベンディッシュ家)の紋章ともなっている鹿を模したシャンデリアの向こうは、彫刻の間です。


映画「高慢と偏見」でキーラ ナイトリーが佇んでいましたね。

ここで簡単なチャッツワースの歴史を。

チャッツワースを語るのに、その祖となったベス オブ ハードウィックなしには語れません。

ベス オブ ハードウィックとして名の知れたシュルスベリー 伯爵夫人。

ベスはチャッツワース ハウスの前身、「チャッツワース マナー」を二番目の夫ウィリアム キャベンディッシュ卿に購入を勧め、首尾よく手に入れた後はどんどん増築していきました。

彼女は生涯に4度の結婚をしましたが、その敏腕ぶりと運のお陰でどんどん資産が増えていった人として有名です。

一時は、英国で当時の女王の次に力のある女性として君臨していました。

その後、キャベンディッシュ卿は亡くなり、チャッツワースの領主となったベス。

再々婚した3人目の夫も亡くなり、果たして4度目の夫となったジョージ タルボットは第6代 シュルスベリー伯爵でした。

結婚後、二人の時間を楽しむ間もなく当時の女王、エリザベス一世から「スコットランドのメアリ女王を幽閉するように」と仰せ使い、文字通りメアリ女王を囚人として館に預かったのですが、これが大変。

というのも、その費用の大半はチャッツワース側の負担だったからです。

囚人といっても、相手はスコットランドの女王様。

普通の囚人と違い、女王に恥ずかしくないような待遇、そして客人などの接待費用はチャッツワースの財政を圧迫したと言います。

しかも夫ジョージはメアリ女王と妙に気が合い、時間さえあればメアリ女王に会いに行ってしまう。

ついにはメアリ女王とジョージが恋仲であるという噂まで流れ、妻であるベスにどんどん冷たく当たる始末。

それまで波瀾万丈ながらも結局は全て思い通りに事が運んでいたベスはご機嫌を斜めにし、趣味の刺繍に益々没頭していきます。

メアリ女王も刺繍が趣味だったことから、メアリ女王を迎え入れた時は二人で何時間も刺繍や手芸をしながら語り合ったのに、女王を迎え入れた事で結局は夫と不仲になってしまいました。

のちにベスは女王に忌憚なくなんでも語った事を後悔したと言われています。

そして不仲になってしまった夫、二人目の夫との間に設けた自らの息子の二人によりチャッツワース ハウスから追放された後は、現存するエリザベス一世時代の建造物の一つとして現在も名高いハードウィック ホール(現在はナショナル トラストの持ち物)を建て、夫が亡き後は彼の遺産を全て引き継ぎ、心血を注いで建てたチャッツワースに再び戻りましたが、チャッツワースを建てた時と同じくらい、いえ、もしかしたらそれ以上に情熱を注いで建てたハードウィック ホールには素晴らしい刺繍の作品、そしてタペストリーが多く納められています。

そのベスの子孫が今もチャッツワースのデヴォンシャー 公爵一家としてチャッツワースに住み、この大きなお屋敷を守っています。

という訳で、16世紀からのお宝が所狭しと陳列されているチャッツワース ハウス。

現在も貴族が実際に住んでいるお屋敷ですが、その一部をこうして一般客に有料で公開しています。

ハウスはお屋敷、ガーデンは庭、そしてその他にもお子様が遊べるプレイグラウンドとファームヤードというエリアがあり、大人だけならハウス、お時間があればハウス&ガーデン(広大です)、そして小さなお子さんのいる家族連れはプレイグラウンド&ファームヤードと目的別に行き先も選べます。

さて、マダムの旅の続きですが、ハウス内をぐるっと観た後は、ギフトショップを抜けて建物内から外に出る事ができます。

言葉を変えると、ギフトショップを通らずにはお客さんは出られないということに。

商業的によく設計されていますね!

維持費が大変ですからね!

さて、ギフトショップには彫刻のミニチュアや、ジョージアナ(映画「ある公爵夫人の生涯」の主役だった第5代公爵の妻)をモチーフにしたお土産(缶入りビスケットなどのお手頃なものも)、または各寝室の壁紙のデザインを使った小物など、そしてマスコットは・・・


このかた、「高慢と偏見」のミスター ダーシー!

なんとも雑な陳列方法ですがリージェンシーのコスチュームがお似合い。

ジェーン オースティンがミスターダーシーの家のモデルとしたチャッツワースならではですね。

ハウスを出た後は、厩舎後に建てられたコートヤードに向かいます。

こちらにあるティールームでアフタヌーンティーを楽しみ、ギフトショップでお土産を探すのです。

アフタヌーンティーの写真!


斬新なのはこちらが別皿でスターター的にサーブされたことです。


サンドイッチなどのセイボリーも美味しかったし、ケーキも大変美味なもの揃い。

スコーンも美味しいし、雰囲気も最高でした。

こちらの「フライング チルダーズ」でのアフタヌーンティーは協賛がウェッジウッドなので食器は全てウェッジウッドで華やかでした。

さて、アフタヌーンティーを頂いて、優雅な気分でお土産やさん(チャッツワースには複数のお土産やさんがありますが、置いているものやディスプレイは各ショップで違ったりもします)を巡った後は、首尾よくお車でチェスターフィールド駅までご案内、お見送りをして

「お疲れ様でした!」

とっても楽しい二日間をありがとうございました。

詳しく旅の様子を聞きたい方は、ぜひ吉田様のウェブサイトやサロンでの講義にて、どうぞ〜

11月には

「Gland Tour気分で巡る磁器の旅~ヨーロッパ編~」
と題したストーク オン トレントを訪ねる旅のお話、
12月8日には

と、イベントが目白押しですので是非是非、こちらをクリックしてご覧くださいね。

長文にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

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